NMN点滴

NMN点滴について

NMNは「ニコチンアミドモノヌクレオチド」の略称で、ビタミンに似た物質です。

本来は体内で自然に作られる物質ですが、加齢などによって次第に体内での生産量が減少すると、身体機能の低下、認知知能の低下といった症状が生じます。

NMNはエダマメ、ブロッコリー、アボカドなどの野菜にも含まれていますが、100g中の含有量は2mgほどと抗酸化作用を期待するにはごくわずかな量となっています。

そこで点滴や注射によってNMNを体内に摂取することで、身体機能の向上や認知力向上などの効果があることが、ハーバード大学医学部などの研究によって現在明らかになり、医療業界で注目されています。

接種したNMNは、体内でNAD+という物質に変換されます。NAD+は全ての生き物の体内に存在しており、健康維持や体力維持などを担う役割を果たしています。様々な研究データによって、加齢に伴う様々な身体の衰えをNMNによって補うことができると発表されています。

このような方にお勧めです

  • ・しみ、しわ、たるみなどが気になり始めた
  • ・肌のハリ、ツヤ、キメがなくなってきた
  • ・髪の毛が薄くなったり細くなった
  • ・最近疲れやすくなった
  • ・夜に目が覚めることが増えた
  • ・集中力がさがった
  • ・老眼が進んでいる、目が見えにくくなった
  • ・血糖値が高いと診断された
  • ・肝臓の数値が高いと指摘された

以下のような疾患改善にも効果が期待できます

  • ・神経疾患(神経疾患の特徴である機能障害を回復)
  • ・糖尿病(減少したNAD+を回復させ、血糖値の異常を改善)
  • ・眼機能(眼の疲労等に対し有効性があることが確証されています)
  • ・アルツハイマー病(β-アミロイド産生、アミロイド斑負荷、シナプス喪失等を効果的に減少)
  • ・脳内出血(血管不全の解消や抗酸化の影響を改善)
  • ・肥満とその合併症(ミトコンドリアが活性されることにより、筋肉や肝臓の機能を改善)
  • ・虚血再灌流障害(サーチュイン1(酵素)を活性化することで、虚血再灌流時の障害から心臓を保護)

NMNを摂取することで期待される効果

  • ・サーチュイン(長寿)遺伝子の活性化
  • ・疲れにくくなる(体力アップ)
  • ・熟睡できるようになる
  • ・ホルモンバランスの正常化
  • ・肌のキメ・ハリ・ツヤ感アップ
  • ・思考・集中力が高まる
  • ・代謝が上がる

NMN点滴の各種エビデンス

NMN点滴は、その効果についてハーバード大学をはじめ世界各国で研究が進められています。

NMN点滴の治療詳細

幹細胞培養上清液は採取した部位によっていくつかの種類がありますが、歯髄由来、骨髄由来、脂肪由来、臍帯血由来の4種類が中心です。当院では症状や目的にあわせて、歯髄由来と脂肪由来、臍帯由来を使い分けています。

治療法について

NMNが配合された点滴製剤を左右どちらかの腕に点滴します。所要時間はおおよそ量にもよりますが15~60分程度です。 1回の治療でも何らかの効果を認めますが、健康を持続させたり、エイジングケアを目的や疲労回復等を目的とする際には1~4週間に1度の治療を続けることで効果が維持できます。

NMN点滴の禁忌、副作用

血管痛が生じることがあります。この場合は点滴の速度を遅くするなどで対処を行います。 本治療に用いる未承認医薬品等は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものです。 院内調剤(一部外部委託)として適法に調剤しており、日本では未承認医薬品を医師の責任において使用することができます。 ※妊娠中の方は治療を受けることはできません。

諸外国における安全性等に係る情報の明示

主要な欧米各国で承認されている国はありませんが、ワシントン大学医学部を始めとして、臨床試験(二重盲検無作為化試験)が開始されています。日本では慶応大学医学部のグループが臨床試験を行い、ヒトに安全に投与可能であると結論付けています。現時点では、重大な副作用の報告はありません。

NMN点滴の料金

NMN
(ニコチンアミドモノヌクレオチド)点滴
初回 29,000円
1回 49,000円
  • 自由診療に関しては本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
  • 治療に使用する医薬品・機器は当院医師の判断の元で個人輸入にて手続きを行っております。
  • 未承認医療機器については「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照ください。