男性更年期

男性の更年期障害について

あまりよく知られていないかもしれませんが、実は男性の2割程度が更年期障害を発症しているとも言われます30代以上に生じることが多い男性更年期障害(LOH症候群)は、「無気力」「集中できない」「イライラする」「性欲(朝立ち)が減る」「眠れなくなると言った症状が起きることが多いです。

女性の更年期障害ほど知名度が高くないこともあり、実際にこのような症状が生じても病院などに相談することなくやり過ごしている方が多い点が特徴です。また症状を感じても、どの科を受診していいか分からないというケースも多く、そういった点で医師に相談する機会がなくなってしまっていると思われます。

男性の更年期障害によって起きる症状

  • ・集中力が低下し仕事のパフォーマンスが落ちた
  • ・仕事や趣味に興味が持てなくなった
  • ・疲れやすくなった
  • ・性欲が低下した、朝立ちがなくなった
  • ・気分にムラがあり、イライラすることが増えた
  • ・時々言いようのない不安に襲われる
  • ・よく眠れない、夜中に目が覚める
  • ・体力が急に落ちた、太りやすくなった
  • ・しみ、しわ、たるみが急に増えた
  • ・手足の冷えがある

男性更年期障害の原因

男性更年期障害の原因は、男性ホルモンであるテストステロンが大きく関係しています。テストステロンは脳からの指令による精巣で作られ、血液中に分泌されるホルモンで20歳前後をピークに次第に減少していきます。テストステロンには「精子を作り性欲を高める」「判断力、理解力などの認知能力を高める」「骨や筋肉の発達を促進する」「免疫力を保持する」「皮膚の保湿やコラーゲン産生を維持する」といった働きがあり、このホルモンが急激に減少すると、男性の体内では様々なバランスが崩れて、不調を引き起こす原因となります。

※近年の研究にて、男性更年期障害はメタボリックシンドローム、心筋便塞、脳梗塞、がんといった生活習慣病のリスクを高めることも分かってきています。

男性更年期障害の診断について

「自分も男性更年期障害では?」と思っても、どの病院に行っていいか分からない、どんな検査を受ければいいか分からないといったご相談を患者様から受けることが多くあります。そのため当院では、「男性更年期障害」を診断するための検査プランをご用意しました。診断では、男性専用の問診票への記入とあわせて血液検査によってホルモン値をはじめとする身体の状態を調べます。(所要時間1時間程度)

男性更年期障害の治療について

男性更年期障害の一般的な治療法としては注射による治療が中心ですが、当院ではあわせて天然ホルモンによる補充療法などを行っています。さらに、以下のような治療法も併用して行うことで早期改善を目指しています。
男性更年期障害は患者様によって症状の内容や症状へ対する感じ方などが異なるため、一人ひとりにあった治療プログラムを提案しています。まずは検査の際に詳しくご説明させていただきますので、お気軽にご来院ください。

  • ・各種点滴療法
  • ・天然ホルモン導入治療
  • ・天然ホルモン軟膏療法
  • ・サプリメント(医療期間専売品)
  • ・メディカルハーブ(医療期間専売品)
  • ・食生活アドバイス

具体的な治療法や料金詳細はこちら

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  • 自由診療に関しては本国における未承認医薬品・医療機器が含まれます。
  • 治療に使用する医薬品・機器は当院医師の判断の元で個人輸入にて手続きを行っております。
  • 未承認医療機器については「個人輸入において注意すべき医薬品等について」もご参照ください。