コンビニご飯でアンチエイジング
今回は、コンビニご飯でアンチエイジングというテーマでお話したいと思います。
自分ではまだまだ若いと思っていても、
たまに写真を取って見てみると想像以上にしわが増えたり肌がたるんでてびっくりした、
という声をよく聞きます。
とはいっても、「もう年なのかな」と諦めるのは、まだ早いです。
おそらくあなたの周りにも同じ年代なのに
年齢よりも明らかに若く見える人がいるはずです。
身近にはいなくても
歳をとっても若々しい方はたくさんいらっしゃいます。
そういった方達は、必ず「食生活」を人1倍意識しています。
私が院長を務める銀座予防医療クリニックでは
40代~50代の女性がアンチエイジングやホルモンバランスについて
ご相談に来る方が半数を占めますがが、私はよく「食生活」について質問します。
まず先に言っておくと人の体を作っているのは食事です。
今のあなたの体の状態は、今までの食生活の成績表みたいなものだと思ってください。
もちろん人の生き方はそれぞれですので、
好きなものを食べられないなら死んだ方がマシだ!という方もいらっしゃるでしょう。
しかしその結果体調を悪くして病気になったり、
自分に自信が持てなくなるのはあまりにもったいないです。
日々の食生活を少し変えたり、意識したりするだけで老化を遅らせたり、
若々しくなったり、将来かかるかもしれない病気を防げるのであれば
変えない手はありません。
なので今日は老化防止=アンチエイジング効果のある食事について解説します。
しかも今回紹介する食事は、全てコンビニで手に入るものばかりです!!
忙しい主婦の方や、ビジネスマンの方でも実践しやすいと思いますので、
是非参考にしてください。
結論をいってしまうと、いつまでも若々しく綺麗に、
活発に過ごしたいと思われるなら「高タンパク」が大原則です。
「タンパク質」を制するものが若さを制すと言っても過言ではありません。
良質なタンパク質をいかに取るかが、アンチエイジングのコツなんです。
クリニックに来る方でもタンパク質を十分に取れていない方が90%以上です。
とはいえ
「毎日家でそういった料理を作る時間なんてない」
「お肉や魚などの食材って高いじゃないですか」
という意見があるのも承知しています。
ですので今回は、コンビニに売っていて
手軽に高タンパクを摂取できるコンビニご飯を紹介したいと思います。
なお、主な判断基準はタンパク質ですが、
プロテインバーやプロテインドリンクは添加物の観点からオススメしていません。
正しい食生活にすることによって
・ダイエット効果
・美肌効果
・アンチエイジング
など女性なら嬉しい効果ばかりです。
コンビニのご飯も正しい知識を身につけていれば、
アンチエイジングにつながるので是非参考にしてみてください。
◆タンパク質の重要性
おすすめのコンビニご飯のランキングを発表する前に、
いかにタンパク質がアンチエイジングに重要かをお話します。
タンパク質は糖質、脂質と合わせて3大栄養素と言われております。
この飽食の時代でも、ここ10年ほど日本人の食生活における
タンパク質の摂取量が減ってきています。
摂取量は、男女問わず若者からお年寄りまで幅広い層で低くなっています。
タンパク質、糖質、脂質の3大栄養素の中で、
タンパク質だけが体内で自由に作り出すことができません。
タンパク質を作っている20種類のアミノ酸のうち、
9種類の必須アミノ酸は体内で作り出すことができないので、
必ず外から摂取しなければいけません。
身体の組成の約20%を占めるタンパク質は、
骨、筋肉、皮膚、毛髪、爪、臓器、血液などの細胞や
ホルモン、酵素・補酵素などを作る材料となっています。
1日に摂るべきタンパク質の目安は、体重1kgあたり1.0g。
体重50kgの女性なら50gです。
運動している人の必要量はもっと多くなります。
タンパク質が不足すると太りやすくなり、
むくみ、肌荒れ、爪や髪のトラブルなどが起こります。
疲労感や貧血、免疫力低下などの原因にもなります。
セロトニンの産生低下により、うつなど精神的な症状が出ることもあります。
このようにアンチエイジングではタンパク質はとても重要です。
◆おすすめのコンビニ飯ベスト3!
以上を踏まえた上で高タンパクのコンビニ飯を紹介します。
>>>第3位 さらだチキン、さらだサーモン
さらだチキンは100gに対してタンパク質が20g程度入っております。
さらだサーモンはチキンより高価ですが、ジューシーで美味しいです。
さらだサーモン60gあたりタンパク質は13g程度入っております。
サーモンとチキンを一緒にとったら
30g以上のタンパク質を摂取できるので効率よく摂るにはオススメです。
>>>第2位 ゆでたまご
ゆでたまご1個あたりタンパク質6g程度入っています。
1日5個で30gのタンパク質がとれます。
さらだチキンやサラダサーモンに加えるとさらにタンパク質が摂取できますね。
たまごというと皆さんコレステロールが高いから控える人も多いと思います。
実はコレステロールはそのほとんどが体内で合成され、食事からの影響は10%程度です。
したがってコレステロールは気にせずに食べてOKです。
>>>第1位 あたりめ
あたりめ15gに入っているタンパク質は10g!!
なんとタンパク含有率65%です。
あたりめ45gとると30gのタンパク質が補えます。
おやつはポテトチップスはやめてあたりめにしましょう!!
◆他にも意識してとりたいアンチエイジングの源
ここまでタンパク質について熱弁しましたが、
誤解のないように言っておくと確かにタンパク質は重要ですが
もちろんタンパク質だけとっていればいいというわけではありません。
ビタミン、ミネラル、食物繊維や脂質もバランスよく取らないと栄養が偏ります。
特に亜鉛は意識して摂取してください。
亜鉛には新陳代謝や免疫反応など、
体内のさまざまな働きをサポートして正常に保つ役割をもっています。
ただ亜鉛はなかなか食事では取りにくいのでサプリでの摂取がおすすめです。
私も診察をしているとほとんどの方が亜鉛が足りていないことがわかりました。
亜鉛にはこういった効果があります。
・味覚を正常に保つ
・抗酸化作用
・免疫力アップ
・成長や発育
・肌や髪の健康維持
・生殖機能の改善
・うつ症状の緩和
亜鉛を多く含む食品は牡蠣が代表的ですね。
ココア、抹茶、豚レバー、高野豆腐にも多く含まれています。
タンパク質と亜鉛を同時に摂るにはプロテインを上手く使うと良いです。
当院でも自作したプロテインを販売しておりますので、
よろしければご活用ください。
>ご購入はこちら
歳を重ねるにつれて体が劣化してしまうことは仕方のないことですが、
歳のせいにして諦めてしまうのはもったいないです。
日々の日常生活や自分に合ったホルモンを体内に補充することで
以前と変わらないどころか、以前よりもパワーアップした人を私は何人も知っています。
正しい知識を身につけていれば高いパフォーマンスを維持することは可能ですので、
是非実践してみてください。
その他、体調や症状などで気になる点がある際には、
お気軽にオンライン診療などでご相談下さい。
>オンライン診療予約はこちら