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【男性更年期障害】知られざる真実と 9つの対処法

男性も更年期障害?

一般的には、更年期障害と言えば女性のものというイメージが強いかもしれません。しかし、実は男性も更年期障害に悩まされることがあります。このコラムでは、男性更年期障害の真実とその対処法について深掘りしていきます。

男性更年期障害とは?

男性の場合、中年以降にテストステロン(男性ホルモン)の分泌が減少することで、心身のさまざまな症状が出現することがあります。これを「男性更年期障害」と呼びます。具体的な症状としては、疲れやすい、気力がない、うつ症状、性欲減退、不眠などが挙げられます。

なぜ男性も更年期障害が発生するのか?

男性の体内では、20代をピークにテストステロンの分泌が徐々に減少していきます。この減少が一定の閾値を下回ると、更年期症状が現れやすくなります。このようなホルモンの変動は、女性の閉経とは異なり、急激ではありませんが、その影響は男性の日常生活や心身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

男性更年期障害の主な症状

体力の低下:日常の動作に疲れを感じやすくなる
気力の減少:何をするにもやる気が起きなかったり、趣味や楽しみが減少する
うつ症状:日常の楽しみが見いだせなくなる、無気力、生きる喜びを感じられなくなる
性欲の減退:性的欲求が低下し、勃起不全の問題が出現する
不眠:入眠困難や深い眠りにつけない、夜中に何度も目覚めるなどの症状がでる

男性更年期障害の対処法

①生活習慣の見直し
日常のリズムや食生活の乱れが、男性ホルモンのバランスを崩す原因となることがあります。定期的な食事、アルコールの摂取を控える、夜更かしを避けるなど、健康的な生活習慣を心がけることが、更年期障害の症状緩和の鍵となります。

②バランスの良い食事
ビタミンやミネラルを含む食物の摂取は、体の機能を正常に保つために欠かせません。特に亜鉛は、男性ホルモンの分泌をサポートする役割があるため、積極的に摂取したい成分です。牡蠣やレバーなどの食材が亜鉛を豊富に含む。

③適度な運動
適切な運動は心身の健康維持に欠かせません。特に筋トレは、テストステロンの分泌を促す効果があると言われています。

④十分な睡眠
深い睡眠は、日中の疲労回復やテストステロンの分泌を促すので、質の良い睡眠を確保することが大切です。

⑤心のケア
カウンセリングや心理セラピストとのセッションを通じて、心の悩みやストレスを解消することも考慮すべきです。

⑥リラクゼーション
心を落ち着けるための瞑想やヨガ、マッサージなど、心と体をリラックスさせる時間を持つことで、ストレスを軽減することができます。

⑦コミュニケーション
悩みを一人で抱え込むのではなく、家族や友人、専門家と話すことで、心の負担を減らしましょう。

⑧テストステロン補充
医師の診断を受け、テストステロンの値が低い場合に、補充療法を開始することがあります。これにより、気力の低下や性欲の減退などの症状の軽減が期待されます。

⑨ナチュラルホルモン(天然ホルモン)療法
化学的に合成されたホルモン補充療法とは異なり、ナチュラルホルモン(天然ホルモン)療法では、天然由来のホルモンを用いて身体のバランスを整える治療方法です。ナチュラルホルモンは、バイオアイデンティカル(体内のホルモンと同じ構造を持つ)ホルモンとして知られ、その副作用が少ないとされることから、当院でも積極的に使用しております。
*治療の注意点:ホルモン補充療法には副作用のリスクもあるため、定期的な医師の診察や検査が必要です。

当院では男性向け更年期障害に関してホルモン療法を行っております。上記をお読みになり、「もしかして当てはまるかも?」とお感じになった際には、お気軽にご相談ください。
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