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【この病気はマイナス1000万円!】予防医師が絶対におすすめしない習慣

今回は、かかってしまうだけで
なんと1000万円以上のお金がかかってしまう病気を紹介します。

しかもその病気は現代こそ非常にかかりやすく、
またどんな人でもかかる可能性があります。

このコラムを機に、
「健康こそが最高の投資だ」ということが伝われば幸いです。

もちろん、どのようにすればその病気を予防できるのかという点も
しっかりお伝えしますので、健康な方もぜひ最後まで御覧ください。

\\<この病気はマイナス1000万円!>予防医師が絶対におすすめしない習慣//

早速ですが、かかるだけで最悪の場合マイナス1000万以上のお金がかかり、
しかも現代人ならばどんな人でもかかる可能性がある病気とは・・・・

それは、糖尿病です!

1例を挙げましょう。

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60歳で糖尿病と診断され65歳で高血圧、高脂血症を発症。
77歳で心筋梗塞を合併し、現在79歳という症例
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まず支出が増えます。

医療費が約120万円その他の医療費関連が230万円。計350万円。

さらに痛いのが収入が減ることです。

病気になるとパフォーマンスが約30~40%落ちると言われております。

すると収入も10~20%減り、
年収600万円の人で-100万円が5年間で計500万円の損失になります。

支出が増え収入が減り、トータルで850万円さらに合併症があると+100万円、
保険の利かない特殊な治療をすると+100~200万円、
長生きすればさらに負担が増えるという恐ろしいことになるのです。

このように糖尿病にかかると少なく見積もっても約1000万円の損をしてしまいます。

ほとんどの方が聞いたことある病気だと思いますがおさらいしましょう

〇糖尿病とは?

糖尿病は、インスリンという血糖を下げるホルモンが十分に働かないために、
血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気です。

血糖値が何年も高いままの状態が続くと血管が傷つき、
将来的に心臓病や脳血管障害、神経障害、失明、腎不全、手足の切断といった
より重い病気につながります。

これらが糖尿病の合併症であり、
糖尿病が恐ろしい病気として言われている理由です。

知らない間に体中をむしばみ、気がついたら取り返しのつかない状態に
なっていることから「サイレントキラー」とも呼ばれております。

〇糖尿病のメカニズム

健康な人は、食事をすると一時的に血液中のブドウ糖が増えますが、
すい臓から出ているインスリンによってブドウ糖を体内に取り込み、
エネルギー源として使うことができる状態にしてくれます。

このインスリンの働きによって、血糖値は一定の範囲内におさまっています。

例えるならブドウ糖がガソリンでインスリンがエンジンオイルに当たります。

エンジンである筋肉を効率的に動かすためには
ブドウ糖(ガソリン)とインスリン(エンジンオイル)が必要です。

エンジンオイル(インスリン)がないとエンジン(筋肉)は動きません。

糖尿病の患者さんは、このインスリンが少なくなったり、効きが悪くなったりして、
ブドウ糖をうまく血液中から体内に取り込めなくなってしまいます。

〇糖尿病の種類

糖尿病には2つの種類があります。

それぞれ「1型糖尿病」、「2型糖尿病」といいます。

日本では、95%以上が2型糖尿病です。

1型糖尿病は自己免疫性疾患といって、
自分で自分の身体を攻撃し膵臓が破壊される病気で、
主に子供の時期に発症することが多いです。
2型糖尿病は、いくつかの遺伝因子と
「食べすぎ」「運動不足」「ストレス」といった生活習慣が加わって、
インスリンの働きを悪くしてしまい発症します。40歳以上の人が多いです。

〇糖尿病の予防法

糖尿病の予防には、食事や運動などの自己管理が重要です。

食べすぎないことはもちろんですが、
血糖値を上げない食事や運動の方法を知っておきましょう。

今すぐできる糖尿病予防について5つあげますので最後までご覧ください。

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1.食後のデザート禁止
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食事を食べて血糖値が上がっている状態で、さらにデザートを食べると、
血糖値がますます上がってしまいます。

すると、インスリンを分泌するすい臓に大きな負担がかかります。

さらに、血糖値が下がらない状態のままで次の食事をすると、
食後高血糖の原因にもなります。

血糖値を上手にコントロールするには、間食はできるだけしないこと。

とくにケーキ、まんじゅうなどの甘いものや
清涼飲料水などは、血糖値を急上昇させるのでひかえめにしましょう。

もし食べるなら午後3時などの食事と食事の間のほうがよいです。

こんな研究があります。

糖尿病患者20人を対象に、間食としてビスケット3枚を
「昼食後」と「午後3時」に食べてもらい血糖値の変化を調べたところ、
「昼食後に食べた方が食後の血糖値が上昇し、
血糖値の変動の幅も大きい」という結果になりました。

3時のおやつとは実は意味があったんですね。

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2.食べる順番に気を配る
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食事には血糖値を上げやすいもの、
例えばご飯やパンなどと、そうでないもの、野菜、キノコ、豆、海藻などがあります。

野菜やキノコなどから食べ始めると、血糖値の上昇がゆるやかになります。

また、野菜や豆などで少しお腹をふくらませておくと、
ご飯の量を減らすことができるので食べる順番ば重要です。

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3.腹八分
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いつもお腹いっぱいに食べないと満足できない人は、要注意です。

慢性的な食べすぎは過剰なブドウ糖をつくり、
糖尿病を発症させる最大の原因となります。

特にご飯やパンなどの主食の食べすぎは糖質過多につながりやすいので、
量を少しひかえるようにし、毎食続けて食べるのも避けましょう。

外食の場合、洋食は全般に高カロリーなので、
魚や野菜を中心とした和食の定食を選ぶようにしましょう。

どんぶりはどうしてもご飯が多くなりがちで
塩分も過剰になるので食べるならご飯とおかずが別のものが良いです。

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4.ゆっくり食べる
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早食いは食べすぎの原因となるほか、
急激な血糖値の上昇をまねき、すい臓に負担をかけます。

ひと口食べたら、しっかり噛み、休むくせをつけましょう。
意識的にゆっくり食事をすることを心がけるのが大事です。

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5.ウオーキング
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やはり運動の基本はウオーキングです。

特にウオーキングの時間が重要です。

食前などの血糖値が上がっていないときに行うよりも、
食後などの血糖値がこれから上がるタイミングで行うのがミソです。

できれば食直後が理想です。
食事が終わった同時に靴をはいて外に出るくらいが丁度いいです。

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いかがでしたか?

お金のかかる病気にならないことは、
金銭面はもちろん健康面にとってもプラスになります。

早い段階から予防を心がけることで、
より楽しい人生を長く過ごすことができるようになるでしょう。

最後までご覧頂きありがとうございました。

※本コラムはYouTubeでも閲覧できます。
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