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コラム

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疲れやすい人が無意識にやっている7つの習慣

私は医師として今まで累計3万人以上の方を診てきましたが、
色々な方のお話を聞いてるうちにあることに気づきました。

それがなにかというと

「日本人は疲れすぎ」

ということです。

あるデータによると
「日本人の7割が慢性的な疲労を抱えている」ということがわかりました。

そして同じように私のクリニックなどに通院している方も
やはり疲れている方が多いのです。

そこでよく言われるのが

「私って疲れやすい体質なんです」
「寝ても寝ても体がだるいんです」

などと言われることが多いのですが、
はっきり言って【疲労は99%が習慣からくるもの】です。

そこで今回は「疲れやすい人が無意識にしている7つの習慣」をご紹介します。

予防医療的な観点から具体的な解決策もお話ししますので、
疲れやすいと感じる方はぜひ参考にしていただき、パワフルな体を手に入れてください。

さっそく7つの項目を紹介します。

\\疲れやすいが人が無意識にやっている7つの習慣//

1.楽な移動手段を選ぶ

無意識のうちにエレベーターやエスカレーターを使っていることがありませんか?

普段なら階段で上り下りするところをあえて遠回りしてでも
エレベーターやエスカレーターを選択しているときがあります。

これは体の防御反応で、疲労のサインです。

無意識のうちにエレベーター、エスカレーターに乗っている時は
疲れていますので自分は疲れているんだと認識し休息を取るようにしましょう。

また、貧血でも同様の症状が出ることがありますので息切れなどがあったら
医療機関を受診してください。

2.買い物をする

ストレス解消で買い物するなんてことはよくありますよね。
特に女性は買い物でストレス発散するかたも多いのではないでしょうか。

これは、医学的にも実は理にかなっている行動です。

普段やらないことをすることで脳をリフレッシュしているのです。
普段やらないことが無性にやりたくなったら疲れているサインなので注意してください。

3.甘いものを食べる

「疲れた時には甘いもの」と日本人は思い込んでいるふしがありますが、
逆効果ですので注意しましょう。

急激に上がった血糖値は一気に下げようと働きます。
血糖値のジェットコースター現象が体の中で起きます。

そうすると糖尿病や動脈硬化のリスクが上がります。

疲れた時に、間違ってもお菓子やジュースなどをとらないようにしてください。
ゆっくり血糖値を上げるナッツなどがオススメです。

4.カフェインをよくとる

カフェインを多く含むものはコーヒー、玉露、栄養ドリンクですが、
カフェインは覚醒作用および強心作用、脂肪燃焼作用などがあります。

交感神経を刺激し、集中力や作業効率を高める効果が実証されていますが、
これは覚醒作用によって疲労感がかき消されているだけで
疲労自体を取り除いているわけではないのです。

カフェインには副腎を刺激してコルチゾールの分泌を促す働きがあるため、
とり過ぎは副腎の負担になります。

カフェインは1日400mg未満、コーヒーなら3杯までにしときましょう。

ちなみに玉露はコーヒーの2倍のカフェインが入っていますので注意しましょう。

5.塩分の取りすぎ

疲れがたまると副腎がダメージを受け、
塩分を調節するホルモンや血圧を上げるホルモンがうまく出せなくなります。

そうすると無性に塩分を取りたくなって血圧を上げようとします。

塩分がとりたくなったら疲れているサインなので注意しましょう。
さらに塩分は水分を呼びますのでむくみやすくなります。

6.寝落ちする

寝るまでの時間が極端に短い人がいます。

俗にいう寝落ちの状態です。

一見健康的に見えますが間違いです。

寝落ちは極度の疲労状態で今すぐに脳を休めたいという体の反応です。
寝つくまでの理想の時間は10~15分といわれております。

寝落ちする人は睡眠負債が疑われるので
きちんとした睡眠、食事などの生活習慣を見直しましょう

7.夕食を食べて4時間以内に寝ている

食べたものを消化するにはエネルギーがいります。

寝る直前に食べると寝ている間に胃腸が働き、体が休まりません。
一番休ませたい脳に十分な血流も行きません。

睡眠の質も落ち、体が回復せず、疲れが翌日にも残ります。

ですので、寝る4時間前までには食事を済ませましょう。

脂肪は消化に時間がかかるので脂肪をとった場合は5時間以上あけてから寝るか、
夕食には脂肪の少ないものを取るように習慣づけましょう。

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今回は疲れやすい人が無意識にやっている習慣を紹介しました。

現代社会は非常に疲れやすいです。

しかも日本では、疲れてても頑張るのが美徳のような風潮もあります。

とはいえ、疲れやストレスが原因で発症する病気も数多くあり、
病気になってからでは手遅れです。

自分の体は自分で守るしかないので、
この7つにあてはまったら無理せず休んでくださいね。

当院では様々な点滴・注射を取り扱っており、
気になる症状にあわせて選ぶことができますのでよろしければご活用ください。
点滴・注射治療の詳細はこちらです。

※本コラムはYouTubeでも閲覧できます。
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